三春駅(みはるえき)は、福島県田村郡三春町大字平沢字担橋(かつぎばし)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越東線の駅である。
歴史
- 1914年(大正3年)7月21日:平郡西線の終着駅として開業。
- 1915年(大正4年)3月21日:三春駅 - 小野新町駅間が開通。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 1993年(平成5年)
- 年内:磐越東線営業所発足に伴い、磐越東線営業所管轄となる。
- 12月:三春町出資の第三セクター「三春まちづくり公社」が運営する軽食および売店の「ばんとうプラザ」を併設した駅舎に改築。
- 2005年(平成17年)12月10日:磐越東線営業所の廃止に伴い、営業関係が当駅に移管され管理駅となる。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2010年(平成22年)6月30日:三春駅びゅう旅センターが閉店。
- 2016年(平成28年)4月1日:三春駅長・管理助役を廃止。管理駅業務を郡山駅に移管し、業務委託化。
- 2023年(令和5年)8月31日:みどりの窓口の営業を終了。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅である。駅舎とホームは地下通路で連絡している。
郡山駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。Suica対応自動券売機と簡易Suica改札機が設置されている。このほか、駅舎内に、軽食や名産品を販売している「ばんとうプラザ」が営業している。
のりば
- 週二回、郡山発5時半の始発列車が当駅始発となる。郡山・当駅間はバス代行(郡山発4時台)となる。
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は637人である。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
- 三春町役場
- 三春郵便局
- 三春駅前郵便局
- 三春滝桜(日本三大桜の一つ) - 駅から8キロメートル、開花時には臨時バス運行。
- 八島川
- 三春町立三春小学校
- 三春町立御木沢小学校
- 三春町民第2体育館
- 福島県立田村高等学校
- 三春交流館「まほら」
バス路線
三春町が担当する路線バスが発着する。また、福島交通により、三春滝桜の開花シーズンに臨時バスが運行される。
その他
- 城下町・三春の雰囲気を生かした駅舎を有するとして、2002年(平成14年)、東北の駅百選に選定された。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■磐越東線
- 要田駅 - 三春駅 - 舞木駅
脚注
記事本文
利用状況
参考文献
- 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(三春駅):JR東日本



