名鉄チキ1形貨車(めいてつチキ1がたかしゃ)とは、かつて名古屋鉄道で運用されていた貨車(長物車)である。

3両(チキ1 - チキ3)が存在した。貨車としての運用廃止後は保線用車両として改造された。

概要

  • 元は1950年(昭和25年)及び1954年(昭和29年)に日本国有鉄道から払い下げを受けたチキ1形(チキ1・チキ203・チキ204)である。名鉄に導入後改番が行われ(チキ1 - チキ3)とされた。チキ1が東部線、チキ2,チキ3が西部線で運用され、この内チキ1のみが国鉄直通貨車に指定された。国鉄の貨物列車の速度がヨンサントオダイヤ改正により75 km/hに引き上げられるのに伴い、チキ1の国鉄直通は抹消された。その後保線用車両として改造が行われ、棚柱の撤去、回転枕木及びジブクレーンの設置が行われ、チキ1には電源装置が設置された。
  • チキ10形の導入に伴い、チキ300形とともに1993年(平成5年)に形式消滅した。

脚注


参考文献

  • 清水武・田中義人・澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1。 

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