学校事務(がっこうじむ)とは、広い意味では学校教育における事務全般(校務分掌や児童生徒の成績評価や指導要録の作成など)をいうが、狭義では学校事務職員が行う事務(施設管理・会計業務・教職員の給与や服務管理など)を指す。

職務内容

小学校、中学校、高校、大学をはじめとする様々な学校において、教育と関連活動に関する事務作業を行う。具体的には、以下のような仕事を担う。

  • 庶務関係 - 来校者や電話の応対、学生証の作成、学割や在学証明書の発行など。
  • 人事労務関係 - 教職員の勤務に関する事務管理、給料の計算と支給事務、旅費精算や福利厚生の事務手続など。
  • 会計関係 - 学校予算を管理し、教材など必要な備品購入や支払事務、学校設備の保守、授業料や給食費といった費用の徴収など。
  • 教務関係 - 入学・卒業、転入・転出等の手続、教科書や教材購入に関する事務手続など。
  • その他 - 生徒・学生の募集や入試に関する事務、進学、就職等に関する事務など。

入職に際して、特別な学歴や資格は必要ない。公立学校では地方公務員が配属され、私立学校では独自の採用試験が行われる。また、私立学校では中途採用も多い。

脚注

関連項目

  • 校務 - 校務分掌
  • 学校職員 - 学校事務職員 - 学校用務員
  • 幼稚園 - 小学校 - 中学校 - 高等学校 - 特別支援学校 - 大学
  • 学校法人

外部リンク

  • 全国公立学校事務長会 - ウェイバックマシン(2014年4月8日アーカイブ分)

学校事務職員 JapaneseClass.jp

学校事務とは?公務員なの?仕事内容や求められるスキルなども解説 ブログ|フジ子さん

学校事務職 京都市職員採用WEB

学校事務 2020年3月号 学事出版株式会社

一般 事務 学校