細音 啓(さざね けい)は、日本のライトノベル作家。男性。『黄昏色の詠使い イブは夜明けに微笑んで』で第18回ファンタジア長編小説大賞《佳作》を受賞し、同作でデビューした。第33回ファンタジア大賞からは選考委員も務めている。
概要
神奈川県出身。小さい頃から小説・漫画・ゲームなどが好きで、特にミステリー小説が好きだったと話している。小学校5年生の終わりに深沢美潮のライトノベル『フォーチュン・クエスト』と出会い、小学校6年生の時に神坂一のライトノベル『スレイヤーズ』と出会った。
大学1年生の時から手書きで読者を意識した小説を書き始め、大学2年生の終わりからはノートパソコンで一太郎16などを使いながら執筆を続けた。尊敬している作家として秋田禎信の名前を挙げている。作家歴4年目の頃からイラストレーターに自身のイメージを伝える手助けとするためにpixivなどでイラストを描くことを始めている。
作品リスト
- 富士見ファンタジア文庫
- 黄昏色の詠使い:2007年1月 - 2009年3月、全10巻、イラスト:竹岡美穂
- 氷結鏡界のエデン:2009年9月 - 2014年3月、全13巻、イラスト:カスカベアキラ
- 不完全神性機関イリス:2011年12月 - 2013年10月、全5巻、イラスト:カスカベアキラ
- S.I.R.E.N.:2014年4月 - 2015年5月、全5巻、イラスト:蒼崎律
- キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦:2017年5月 - 、既刊19巻、イラスト:猫鍋蒼
- MF文庫J
- 世界の終わりの世界録:2014年7月 - 2017年5月、全10巻、イラスト:ふゆの春秋
- なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?:2017年7月 - 2020年8月、全9巻、イラスト:neco
- 神は遊戯に飢えている。:2021年1月 - 、既刊9巻、イラスト:智瀬といろ
- ノベルゼロ
- ワールドエネミー:2017年1月 - 、既刊2巻、イラスト:ふゆの春秋
- ガガガ文庫
- ほま高登山部ダイアリー:2017年2月 - 、既刊1巻、イラスト:東西
脚注
関連項目
- 日本の小説家一覧
- ライトノベル作家一覧
外部リンク
- 細やかな音色を啓してみよう(細音啓公式ブログ)
- 細音啓 (@sazanek) - X(旧Twitter)
- 細音啓 (@sazanek) - カクヨム
- 細音啓 - pixiv



