『ロッテ 歌のアルバム』(ロッテうたのアルバム)は、1958年5月4日から1987年9月27日(一時期ブランクあり)までの合計3シリーズにわたってTBS系列局で、毎週日曜日の昼に放送されていた歌謡番組である。
概要
『ロッテ 歌のアルバム』が1958年5月4日から1979年9月30日まで、後継の『演歌の殿堂 ロッテ歌のアルバム』が1985年4月7日から1986年5月25日まで、『歌のアルバム NOW』が1986年6月1日から1987年9月27日まで、それぞれロッテの一社提供で放送された。
本記事は『ロッテ 歌のアルバム』を第1シリーズ、『演歌の殿堂 ロッテ歌のアルバム』を第2シリーズ、『ロッテ 歌のアルバムNOW』を第3シリーズと記述する。第2シリーズ『演歌の殿堂』は、番組内のコーナーに女性アイドル歌手の菊池桃子や本田美奈子.らが出演した。
長年司会を務めていた玉置宏のオープニング『一週間のご無沙汰でした。玉置宏でございます』で知られている。番組開始当時の司会は美文調が主流であったところに、個性的な司会の手法を持ち込み新境地を開いた。
放送時間
第1シリーズ
- 日曜 12時15分 - 13時00分(1958年5月4日 - 1958年9月)
- 日曜 12時45分 - 13時15分(1958年10月 - 1965年7月) 関東では日本テレビが放送していた『ダイラケのびっくり捕物帖』(大阪テレビ)がTBSテレビへ移動し、開始時刻を30分繰り下げて放送時間を15分短縮した。
- 日曜 12時45分 - 13時30分(1965年8月 - 1969年3月) 前番組で13時15分放送開始の『ナショナル日曜観劇会』が終了し、放送時間を15分拡大した。
- 日曜 12時45分 - 13時15分(1969年4月 - 1979年9月30日) 前番組で13時30分放送開始の『家族そろって歌合戦』の放送枠拡大に伴い、放送時間を15分短縮した。1969年5月11日放送分よりカラー化。
第2シリーズ
ここから、音声がステレオ放送になる。
- 日曜 12時30分 - 13時00分(1985年4月7日 - 1986年5月25日)
- 演奏 - 岡本章生とゲイスターズ(通常のレギュラー出演)・宮間利之とニューハード・ひばり&スカイ(美空ひばり出演時のみ)ベストアンサンブル(弦楽器担当)
- 指揮 - 長洲忠彦
第3シリーズ
- 日曜 12時30分 - 13時00分(1986年6月1日 - 1987年9月27日)
- 演奏 - 岡本章生とゲイスターズ(通常のレギュラー出演)・宮間利之とニューハード・ひばり&スカイ(美空ひばり出演時のみ)・ベストアンサンブル(弦楽器担当)
- 指揮 - 長洲忠彦
1987年9月27日をもって番組が終了。これにより1958年5月から放送開始した『ロッテ 歌のアルバムシリーズ』は29年5か月の放送に幕を降ろした。
放送局
特筆の無い場合は全て同時ネットである。
第1シリーズ
- TBS
- 北海道放送
- 青森テレビ
- 岩手放送
- 秋田放送
- 山形放送
- 東北放送
- 福島テレビ(1963年4月の開局時から放送)
- 新潟放送
- 山梨放送→テレビ山梨
- 静岡放送
- 信越放送
- 北日本放送
- 北陸放送
- 福井放送
- 中部日本放送
- 朝日放送→毎日放送(1975年4月から)
- 山陰放送
- 山陽放送
- 中国放送
- 山口放送(テレビ山口開局後も1970年10月時点では継続)→テレビ山口
- 四国放送
- 南海放送
- テレビ高知
- RKB毎日放送
- 長崎放送
- 熊本放送
- 大分放送
- 宮崎放送
- 南日本放送
- 琉球放送
第2シリーズ・第3シリーズ
- TBSなど当時のJNN25局同時ネット(福島県は中断期間中に開局したテレビユー福島が放送)。
- 秋田県・山形県・富山県・福井県・徳島県・愛媛県・佐賀県では放送されなかった(テレビユー山形・チューリップテレビ・あいテレビ開局以前)が、周辺の局を通じて視聴することができた
脚注




