西福寺(さいふくじ)は、京都府京都市左京区にある浄土宗西山禅林寺派の寺院。山号は源智山(げんちさん)。本尊は阿弥陀如来。南禅寺の東方に位置する。鎌倉時代の前期に、法然の弟子の源智によって創建された。江戸時代の一時期、南禅寺に属していた。 上田秋成の墓がある。
本尊
- 阿弥陀如来
高さ約95cm寄木造、玉眼入りの仏像である。開山の源智が、法然から譲り受けたとされる。恵心僧都源信 (僧侶)の作とも言われている。この像の袖裏の銘文に、「建保3年(1215年)秋に「当寺」に住し、翌年「当院」において別時念仏をした」と記載されているが、これが現在の西福寺を指すかは不明である。
行事
- 秋成忌 - 10月10日
所在地
京都府京都市左京区南禅寺草川町82番地1
脚注
注釈
参照




