緑鉛鉱 (りょくえんこう、pyromorphite) とは、リン酸塩鉱物の一種である。化学式Pb5(PO4)3Cl、六方晶系の鉱物の一つである。結晶は緑色のものが広く知られ、和名にもなっているが、黄色のものも多い。鉛を含む鉱床の酸化帯に見られ、石英などと共生する。

和名の語源は鉛を含む緑色の鉱物であること、英名のpyromorphiteは火を意味する「パイロ」と形を意味する「モルフ」が由来である。英名の通り、加熱して常温で冷ましていくと形が変化し、新しい結晶ができる性質がある。

燐灰石スーパーグループに属し、リンがヒ素に置き換わるとミメット鉱になる(両者の固溶体は「カンピ石」と呼ばれる)。リンがバナジウムに置き換わると褐鉛鉱になる。主な産地は日本の岐阜県神岡鉱山、オーストラリアのニューサウスウェールズ州、フランス、中国など。

性質と同型

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参考文献

 

  •  この記事にはアメリカ合衆国内で著作権が消滅した次の百科事典本文を含む: Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Pyromorphite". Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 22 (11th ed.). Cambridge University Press. pp. 693–694.

外部リンク

  • Pyromorphite - mindat.org

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