西松任駅(にしまっとうえき)は、石川県白山市北安田町にある、IRいしかわ鉄道線の駅である。2024年(令和6年)3月16日の北陸新幹線 金沢駅 - 敦賀駅間延伸開業に伴い開業した。
概要
松任駅から約1.9 km、加賀笠間駅から約2.5 kmの位置にあり、北陸新幹線白山総合車両所に近接している。2021年(令和3年)4月27日付で北陸信越運輸局が駅設置を認可し、北陸新幹線 金沢 - 敦賀間開業に伴う並行在来線の経営移管と同日の2024年(令和6年)3月16日にIRいしかわ鉄道線の駅として開業した。新駅整備にあたっては、白山市松任北安田南部地区土地区画整理事業と連携しており、幹線鉄道等活性化事業費補助(形成計画事業)を活用し、白山市地域公共交通協議会を主体として、国(鉄道・運輸機構経由)および地方公共団体の補助金など財源として事業が進められた。
開業時点のダイヤでは、下り(金沢方面)44本、上り(福井方面)45本の列車が運行される。
歴史
年表
- 2020年(令和2年)2月20日:白山市地域公共交通協議会が設置計画を了承。
- 2021年(令和3年)
- 4月27日:北陸信越運輸局が北陸線 加賀笠間駅 - 松任駅間の新駅(仮称・西松任駅)の設置を認可。
- 10月28日 - 11月30日:駅名の募集を実施。
 
- 2022年(令和4年)3月8日:駅名を「西松任駅」に決定する。
- 2024年(令和6年)3月16日:北陸本線 大聖寺駅 - 金沢駅間のIRいしかわ鉄道への経営移管と同日に開業。
駅名の由来
2021年10月28日から同年11月30日まで一般公募が行われ、この中から白山市内小学校へのアンケート調査や鉄道事業者の意見等を踏まえ、駅名等候補選定会議で候補の選定を行い決定した。なお、得票数は「白山駅(113件)」、「加賀白山駅(47件)」に次いで3番目(36件)であった。
駅構造
6両編成に対応した長さ130 mを有する相対式ホーム2面2線のホームを有する地上駅。各ホームにはバリアフリー対策としてエレベーターが設置されている。自動券売機や待合室は下り線ホームにのみ設置されている。
のりば
利用状況
利用者数は1日あたり約1,870人を見込んでいる。
駅周辺
- 白山総合車両所
- イータウン白山
- 松任総合運動公園
- 白山市役所
隣の駅
- IRいしかわ鉄道
- ■IRいしかわ鉄道線
- ■快速
- 通過
 
- ■普通
- 加賀笠間駅 - 西松任駅 - 松任駅
 
 
- ■快速
脚注
注釈
出典
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 西松任駅 - IRいしかわ鉄道




