ヴァイスメテオール(欧字名:Weiss Meteor、2018年2月28日 - 2022年6月1日)は、日本の競走馬。2021年のラジオNIKKEI賞の勝ち馬である。 半弟には、2022年の天皇賞・秋などG1を6勝しているイクイノックスがいる。 馬名の意味は、ドイツ語で「白い流星」で、母名と本馬の額の流星からの連想による。

戦績

  • 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ

2歳(2020年)

10月18日、東京競馬場での2歳新馬戦でデビューし、1着。

3歳(2021年)

3歳初戦の京成杯4着を挟み、3月13日の3歳1勝クラスで2勝目を挙げた。5月8日のプリンシパルステークス4着のあと、7月4日に行われたGIIIラジオNIKKEI賞に出走。4番人気で迎えたレースでは、3、4コーナーで押し上げて直線で突き抜け先行集団を差し切り、2着の11番人気ワールドリバイバルに2馬身半差をつけ優勝。重賞初制覇を果たした。

直後の7月29日付で管理する木村哲也の不祥事による調教停止処分に伴い、岩戸孝樹厩舎に転厩する。秋は10月24日の菊花賞に出走も16着。11月1日付で木村の調教停止処分終了に伴い、木村厩舎に再転厩した。

4歳(2022年)

4歳初戦として小倉大賞典から始動し単勝2番人気に支持されたものの、アリーヴォの4着に敗れた。

5月8日、リステッド競走のメトロポリタンステークスに出走。ダミアン・レーンを鞍上に迎え、2番人気に推された。道中は楽な手ごたえで3番手を追走。直線に入ると脚を伸ばして半ば過ぎで先頭に立ち、最後はフライライクバード、ボスジラとの叩き合いとなりハナ差で優勝。オープン2勝目を挙げた。

6月1日、エプソムカップに向けて美浦トレーニングセンターの南ウッドコースで1週前追い切りを行った際に跛行。馬運車で診療所に運ばれ、右前球節部分の開放骨折で予後不良と診断された。同日、競走馬登録を抹消された。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。

血統表

  • 半弟に2022年の天皇賞(秋)、有馬記念、2023年のドバイシーマクラシック、宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップを制したイクイノックス(父:キタサンブラック)がいる。
  • 近親にブランディス(中山大障害、中山グランドジャンプ)。

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ

圧勝劇・ヴァイスメテオール・ラジオNIKKEI賞(GⅢ) Moment日刊ゲンダイ

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