宗源寺(そうげんじ)は、東京都杉並区にある日蓮宗系の単立寺院。旧本山は小湊誕生寺。
概要
慶長年間(1596年~1615年)、光伯院日善によって開山された。光伯院日善の祖先は畠山重忠の子孫の吉田宗利とされ、宗利が出家して「宗源」と名乗ったのが由来である。
境内には、不動堂があるが、これは明治初期に廃寺となった修験道の本覚院にあったもので、俗に「高井堂」と呼ばれていた。これが地名の「高井戸」の起源という説もある。
1909年(明治42年)には四谷にあった栄林寺を合併している。
墓所
- 曲淵景漸(旗本)
- 志賀重昂(地理学者)
- 当寺檀家でもあり、「宗源寺開基碑」を記している。
- 園部秀雄(女性武道家)
交通アクセス
- 京王線桜上水駅より徒歩7分。
脚注
参考文献
- 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年




